条件付き確率とは

じょうけんつきかくりつ

ある事象Bが起きたという条件のもとで、事象Aが起きる確率。P(A | B) と書き、P(A | B) = P(A かつ B) ÷ P(B) で求める。Bが起きた場合だけを全体とみなして、その中でAが起きる割合を考えることに当たる。P(A | B) と P(B | A) は一般に異なる値で、この2つを結び付けるのがベイズの定理である。AとBが独立なら、P(A | B) = P(A) になる。

「条件付き確率」は、1分野の3問の練習問題に出てきます(確率・統計と待ち行列など)。

この用語の分野: 確率・統計と待ち行列

条件付き確率の練習問題に挑戦

ある工場で1か月に500枚のウエハを処理し、そのうち100枚はチャンバー2で処理された。不良になったウエハは全部で40枚で、そのうち15枚がチャンバー2で処理されたものだった。チャンバー2で処理されたウエハが不良になる条件付き確率はどれか。

  1. A0.15
  2. B0.20
  3. C0.375
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正解:A. 0.15

条件付き確率 P(不良 | チャンバー2) は、チャンバー2で処理されたウエハだけを全体とみなして、その中で不良になった割合を求めます。15 ÷ 100 = 0.15 です。式で書くと、P(不良 | チャンバー2) = P(不良かつチャンバー2) ÷ P(チャンバー2) = (15/500) ÷ (100/500) = 0.15 です。条件と結果を入れ替えた P(チャンバー2 | 不良) = 15/40 = 0.375 とは別の値なので、どちらを求めるのかに注意します。

解説の中の「条件付き確率」

「条件付き確率」が出てくる問題(3問)

  1. ある工場で1か月に500枚のウエハを処理し、そのうち100枚はチャンバー2で処理された。不良になったウエハは全部で40枚で、そのうち15枚がチャンバー2で処理されたものだった。チャンバー2で処理されたウエハが不良になる条件付き確率はどれか。
  2. 10本のくじの中に当たりが3本ある。1本ずつ続けて2本引き、引いたくじは元に戻さない。2本とも当たる確率はどれか。
  3. ある装置の故障までの時間は、平均1,000時間の指数分布に従う。e^(−0.5) ≈ 0.61、e^(−1) ≈ 0.37、e^(−1.5) ≈ 0.22 とする。この装置が500時間故障せずに動いているとき、ここからさらに1,000時間以上故障しない確率に最も近いものはどれか。

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