SLA(サービスレベル合意)とは

えすえるえー

ITサービスの提供者と利用者の間で、稼働率、応答時間、障害から回復するまでの時間、問い合わせの受付時間などの品質の水準と、その測り方、守れなかった場合の扱いを取り決めた合意(Service Level Agreement)。

「SLA(サービスレベル合意)」は、2分野の9問の練習問題に出てきます(サービスマネジメントとシステム監査, ソフトウェア開発とプロジェクト管理など)。

この用語の分野: ソフトウェア開発とプロジェクト管理

SLA(サービスレベル合意)の練習問題に挑戦

あるサービスのSLAで、月間の稼働率を99.95%以上と定めている。1か月を30日とし、計画停止も含めて計算する。今月はすでに障害で合計15分停止した。今月、SLAを守るために残りの期間で許される停止時間はどれか。

  1. A6.6分
  2. B21.6分
  3. C36.6分
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正解:A. 6.6分

1か月は 30 × 24 × 60 = 43,200分で、稼働率99.95%では停止してよい時間は 43,200 × 0.0005 = 21.6分です。すでに15分停止しているので、残りは 21.6 − 15 = 6.6分です。21.6分はすでに停止した時間を引き忘れた値、36.6分は引く代わりに足した値です。SLAでは、稼働率の計算に計画停止を含めるかどうかや測定の期間などを、サービスの提供者と利用者の間で決めておきます。

ITサービスの提供者が、利用者とのSLAで約束したサービスレベルを達成するために、同じ組織の中のネットワーク運用部門などとの間で、それぞれが受け持つ作業の内容や水準を取り決める合意はどれか。

  1. ASLA(サービスレベル合意)
  2. B外部の供給者と結ぶ契約
  3. COLA(運用レベル合意)
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正解:C. OLA(運用レベル合意)

ITサービスは、サービスデスク、サーバの運用、ネットワークの運用など、組織の中の複数の部門や外部の会社が協力して提供します。利用者とのSLAを守るには、それを支える内部の部門との間でOLA(Operational Level Agreement)を、外部の供給者との間で契約を結び、それぞれが受け持つ作業の水準を決めておきます。OLAやその契約の目標は、SLAの目標を達成できるように設定します。

解説の中の「SLA(サービスレベル合意)」

「SLA(サービスレベル合意)」が出てくる問題(9問)

  1. あるサービスのSLAで、月間の稼働率を99.95%以上と定めている。1か月を30日とし、計画停止も含めて計算する。今月はすでに障害で合計15分停止した。今月、SLAを守るために残りの期間で許される停止時間はどれか。
  2. ITサービスの提供者が、利用者とのSLAで約束したサービスレベルを達成するために、同じ組織の中のネットワーク運用部門などとの間で、それぞれが受け持つ作業の内容や水準を取り決める合意はどれか。
  3. 社内の経費精算システムのSLAで、利用者と合意するサービスレベルの項目として、最も適切なものはどれか。
  4. ある社内システムのSLAで、サービス時間を平日の9時から21時まで(1日12時間)とし、サービス時間内の可用性(サービス時間に対する稼働した時間の割合)を99.5%以上と定めている。1か月の平日を20日とし、サービス時間外の停止は計算に含めない。1か月のサービス時間内に許される停止時間の合計の上限はどれか。
  5. あるクラウドサービスのSLAでは、月間稼働率 = (サービス提供予定時間 − 障害による停止時間) ÷ サービス提供予定時間 とし、サービス提供予定時間は、月の総時間から事前に通知した計画停止の時間を除いたものとしている。月間稼働率が99.9%以上なら返金はなく、99.0%以上99.9%未満なら月額料金の10%、99.0%未満なら30%を返金する。1か月を30日とし、ある月は計画停止が120分、障害による停止が合計40分だった。この月の返金の割合はどれか。
  6. サービスデスクの担当者が受け付けたインシデントが、SLAで定めた解決の目標時間を超えそうになった。担当者は、サービスデスクの責任者に状況を報告し、要員の追加や利用者への連絡について判断を求めた。この対応に当たるものはどれか。
  7. MTBF(平均故障間隔)が500時間のシステムで、SLAの稼働率の目標を99.5%以上としている。MTBFは変わらないものとして、稼働率 = MTBF ÷ (MTBF + MTTR) で計算するとき、目標を満たすMTTR(平均修復時間)の最大の値に最も近いものはどれか。
  8. ITサービスの提供者が、利用者が選んで使えるITサービスの一覧と、それぞれの内容、利用の条件、標準のサービスレベル、申込みや問い合わせの方法をまとめたものはどれか。
  9. サービスレベル管理の活動として、適切なものはどれか。

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