制御工学の基礎

連続時間の線形な系が安定である(インパルス応答が時間とともに0に近づく)ための条件として正しいものはどれか。

  1. A閉ループ伝達関数のすべての零点の実部が負である
  2. B閉ループ伝達関数のすべての極が、z平面の単位円の内側にある
  3. C閉ループ伝達関数のすべての極の実部が負である
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正解:C. 閉ループ伝達関数のすべての極の実部が負である

極 p は応答に e^(pt) の形の成分を生むので、実部が負なら時間とともに減衰し、正なら大きくなり続けます。したがって、すべての極が s平面の左半分にあることが安定の条件です。極が虚軸の上にあると振動が減衰せずに続き、安定とはいえません(安定限界)。単位円の内側という条件は、z変換で表す離散時間の系のものです。

  • A. 零点は応答の形に影響しますが、安定かどうかは極で決まります。
  • B. 単位円の内側は、離散時間の系(z平面)の安定条件です。
  • C. 正しい。すべての極が s平面の左半分にあれば安定です。
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