スラックとは
すらっく
タイミングの余裕を表す値。セットアップでは要求時刻から到着時刻を、ホールドでは到着時刻から要求時刻を引いて求め、負なら違反している。
「スラック」は、1分野の10問の練習問題に出てきます(タイミング解析とCDCなど)。
この用語の分野: タイミング解析とCDC
すらっく
タイミングの余裕を表す値。セットアップでは要求時刻から到着時刻を、ホールドでは到着時刻から要求時刻を引いて求め、負なら違反している。
「スラック」は、1分野の10問の練習問題に出てきます(タイミング解析とCDCなど)。
この用語の分野: タイミング解析とCDC
正解:B. +0.02 ns
受け側のクロックが遅れて届く(正のスキュー)と、データを取り込むエッジが後ろにずれるので、セットアップに使える時間が増えます。要求時刻は 1.0 + 0.05 − 0.08 = 0.97 ns、到着時刻は 0.1 + 0.85 = 0.95 ns なので、スラックは +0.02 ns です。−0.03 ns はスキューを無視した値、−0.08 ns はスキューの向きを逆に(受け側が早く届くとして)扱った値です。同じスキューはホールドには不利に働く点に注意が必要です。
セットアップのスラックは「要求時刻 − 到着時刻」で求めます。
クロック周期 2.0 ns の同期回路で、送り側フリップフロップのクロック→出力遅延が 0.2 ns、組み合わせ回路の…要求時刻は 1.0 + 0.05 − 0.08 = 0.97 ns、到着時刻は 0.1 + 0.85 = 0.95 ns なので、スラックは +0.02 ns です。
クロック周期 1.0 ns、クロック→出力遅延 0.1 ns、組み合わせ回路の遅延 0.85 ns、セットアップ時間 …ホールドのスラックは「到着時刻 − 要求時刻」で、データが早く着きすぎないかを見ます。
送り側のクロック→出力遅延が最小 0.08 ns、組み合わせ回路の最小遅延が 0.02 ns、受け側のホールド時間が …そのため周波数を下げても −0.03 ns のスラックは変わらず、悪化もしません。
同じクロックの立ち上がりエッジで送り出しと取り込みを行う通常の経路で、ホールド違反(スラック −0.03 ns)が見つ…要求時刻は 1.25 − 0.05(不確かさ)− 0.05(セットアップ時間)= 1.15 ns、到着時刻は 1.05 ns なので、スラックは 0.10 ns です。
クロック周期 1.25 ns(800 MHz)の経路で、クロック→出力遅延と組み合わせ回路の遅延の合計が 1.05 n…Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。
組み合わせ回路 セットアップ時間 フリップフロップ OCV(オンチップばらつき) STA(静的タイミング解析) クロックスキュー ホールド時間 シフトレジスタ クロックの不確かさ ジッタ