タイミング解析とCDC
クロック周期 1.0 ns、クロック→出力遅延 0.1 ns、組み合わせ回路の遅延 0.85 ns、セットアップ時間 0.08 ns の経路がある。受け側フリップフロップのクロックが送り側より 0.05 ns 遅れて届くとき、セットアップのスラックはいくらか。
- A−0.03 ns
- B+0.02 ns
- C−0.08 ns
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正解:B. +0.02 ns
受け側のクロックが遅れて届く(正のスキュー)と、データを取り込むエッジが後ろにずれるので、セットアップに使える時間が増えます。要求時刻は 1.0 + 0.05 − 0.08 = 0.97 ns、到着時刻は 0.1 + 0.85 = 0.95 ns なので、スラックは +0.02 ns です。−0.03 ns はスキューを無視した値、−0.08 ns はスキューの向きを逆に(受け側が早く届くとして)扱った値です。同じスキューはホールドには不利に働く点に注意が必要です。