タイミング解析とCDC

クロック周期 1.0 ns、クロック→出力遅延 0.1 ns、組み合わせ回路の遅延 0.85 ns、セットアップ時間 0.08 ns の経路がある。受け側フリップフロップのクロックが送り側より 0.05 ns 遅れて届くとき、セットアップのスラックはいくらか。

  1. A−0.03 ns
  2. B+0.02 ns
  3. C−0.08 ns
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正解:B. +0.02 ns

受け側のクロックが遅れて届く(正のスキュー)と、データを取り込むエッジが後ろにずれるので、セットアップに使える時間が増えます。要求時刻は 1.0 + 0.05 − 0.08 = 0.97 ns、到着時刻は 0.1 + 0.85 = 0.95 ns なので、スラックは +0.02 ns です。−0.03 ns はスキューを無視した値、−0.08 ns はスキューの向きを逆に(受け側が早く届くとして)扱った値です。同じスキューはホールドには不利に働く点に注意が必要です。

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  1. 受け側フリップフロップのクロックが送り側より遅れて届く(正のスキュー)ときの、セットアップとホールドへの影響として正しいものはどれか。
  2. 送り側のクロック→出力遅延が最小 0.08 ns、組み合わせ回路の最小遅延が 0.02 ns、受け側のホールド時間が 0.05 ns である。受け側のクロックが送り側より 0.1 ns 遅れて届くとき、ホールドのスラックはいくらか。
  3. 同じクロックの立ち上がりエッジで送り出しと取り込みを行う通常の経路で、ホールド違反(スラック −0.03 ns)が見つかった。クロック周波数を半分に下げたときの、この違反の扱いとして正しいものはどれか。
  4. ホールド違反を直すために、データ経路に遅延用のバッファを挿入する。このときに確認すべきこととして最も重要なものはどれか。
  5. クロック周期 1.25 ns(800 MHz)の経路で、クロック→出力遅延と組み合わせ回路の遅延の合計が 1.05 ns、セットアップ時間が 0.05 ns、セットアップ用のクロックの不確かさが 0.05 ns に設定されている。セットアップのスラックはいくらか。