タイミング解析とCDC
STAのレポートに出てくるWNSとTNSの説明として正しいものはどれか。
- AWNSは違反している経路の本数、TNSは解析したすべての経路の本数を表す指標である
- BWNSは最も悪いスラックの値、TNSは負のスラックを合計した値である
- CWNSはホールドのスラック、TNSはセットアップのスラックである
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正解:B. WNSは最も悪いスラックの値、TNSは負のスラックを合計した値である
WNS(Worst Negative Slack)は、すべての経路の中で最も悪いスラックで、周波数をどこまで上げられるかの目安になります。TNS(Total Negative Slack)は、違反している経路の終点ごとの負のスラックを合計した値です。例えば −0.1 ns の終点が3つあれば、WNSは −0.1 ns、TNSは −0.3 ns です。WNSの絶対値が小さくてもTNSの絶対値が大きければ、多くの経路を直す必要があります。違反の本数は別の指標で示され、WNSとTNSはセットアップとホールドのそれぞれについて求めます。