FIRフィルタとは
えふあいあーるふぃるた
インパルス応答が有限の長さで終わるデジタルフィルタ(有限インパルス応答フィルタ)。現在と過去の N 個の入力に係数を掛けて足し合わせる y[n] = Σh[k]x[n − k] で計算し、出力の帰還をもたない。極が z = 0 にしかないので係数によらず常に安定で、係数を左右対称にすると、すべての周波数の成分が (N − 1)/2 サンプルだけ遅れる直線位相になる。一方、急峻な特性を得るには多くのタップが必要で、出力1サンプルごとにタップ数と同じ回数の積和演算を行う。
「FIRフィルタ」は、2分野の9問の練習問題に出てきます(デジタル信号処理の基礎, AD/DA変換など)。
この用語の分野: デジタル信号処理の基礎