デジタル信号処理の基礎

256タップのFIRフィルタを、サンプリング周波数44.1 kHzで実時間に動かす。1秒あたりに必要な積和演算(MAC)の回数として正しいものはどれか。

  1. A約4.4万回
  2. B約1130万回
  3. C約2260万回
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正解:B. 約1130万回

FIRフィルタは、出力1サンプルごとに、タップ数と同じ256回の積和を行います。1秒あたりの出力は44100サンプルなので、256 × 44100 = 1128万9600回、約1130万回の積和が必要です。1サイクルに1回の積和ができるプロセッサでも約11.3 MHz 以上のクロックが必要で、実際にはデータの読み書きなどの処理が加わります。

  • A. 1秒あたりの出力の数(サンプリング周波数)そのものです。出力1つごとに256回の積和が必要です。
  • B. 正しい。256 × 44100 ≈ 1130万回です。
  • C. 掛け算と足し算を別々に数えた演算の回数(2 × 256 × 44100)です。積和を1回と数えると、その半分です。
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