変動費とは

へんどうひ

材料費・外注費・販売手数料など、生産量や売上高に比例して増減する費用。売上高に対する変動費の割合を変動費率という。

「変動費」は、1分野の8問の練習問題に出てきます(経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)など)。

この用語の分野: 経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)

変動費の練習問題に挑戦

半導体工場の費用のうち、一般に変動費に分類されるものはどれか。

  1. A製造装置の減価償却費
  2. Bウエハや薬液などの材料費
  3. Cクリーンルームの建物の賃借料
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正解:B. ウエハや薬液などの材料費

変動費は、生産量や売上高に比例して増減する費用で、ウエハ・フォトレジスト・薬液・ガスなどの材料費、外注の加工費、販売手数料などが代表例です。固定費は、生産量にかかわらず期間ごとに一定額がかかる費用で、装置や建物の減価償却費、賃借料、正社員の給与などが当たります。半導体の工場は装置への投資が大きく固定費の割合が高いので、稼働率が下がると利益が大きく減りやすいという特徴があります。

売上高が5,000万円、変動費が2,000万円、固定費が2,400万円の企業がある。この企業の損益分岐点売上高はどれか。

  1. A4,000万円
  2. B4,400万円
  3. C6,000万円
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正解:A. 4,000万円

変動費率は 2,000 ÷ 5,000 = 0.4 なので、売上高のうち固定費をまかなうのに使える限界利益率は 1 − 0.4 = 0.6 です。損益分岐点売上高は、限界利益で固定費をちょうどまかなえる売上高なので、2,400 ÷ 0.6 = 4,000万円です。今の売上高5,000万円は損益分岐点を上回っていて、利益は 5,000 − 2,000 − 2,400 = 600万円です。

解説の中の「変動費」

「変動費」が出てくる問題(8問)

  1. 半導体工場の費用のうち、一般に変動費に分類されるものはどれか。
  2. 売上高が5,000万円、変動費が2,000万円、固定費が2,400万円の企業がある。この企業の損益分岐点売上高はどれか。
  3. 売上高が2億円、変動費率が70%、固定費が4,500万円の企業の安全余裕率はどれか。
  4. 固定費が3,000万円、変動費率が60%の事業で、1,000万円の利益を出すために必要な売上高はどれか。
  5. ある半導体メーカーが専用のチップを開発する。チップの販売単価は4,000円、1個あたりの変動費(ウエハ・パッケージ・テストの費用など)は2,400円で、マスクの製作費や設計費などの固定費は8億円である。損益分岐点となる販売数量はどれか。
  6. 固定費が2,700万円、変動費率が40%で、費用は変動費と固定費だけの事業がある。売上高営業利益率(営業利益 ÷ 売上高)を15%にするために必要な売上高はどれか。
  7. ある製品の作り方として、案A(固定費1,000万円、変動費率60%)と、製造ラインを自動化する案B(固定費1,600万円、変動費率45%)がある。売上高がある値を超えると、案Bの利益のほうが案Aの利益より大きくなる。その値はどれか。
  8. ある工場の月ごとのウエハの投入枚数x(千枚)と電力費y(百万円)は、(x, y) = (2, 5)、(4, 9)、(6, 11)、(8, 15)だった。最小二乗法で回帰直線 y = ax + b を求め、傾きaを1千枚あたりの変動費、切片bを固定費とみなすとき、その組合せとして正しいものはどれか。

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