経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)

ある半導体メーカーが専用のチップを開発する。チップの販売単価は4,000円、1個あたりの変動費(ウエハ・パッケージ・テストの費用など)は2,400円で、マスクの製作費や設計費などの固定費は8億円である。損益分岐点となる販売数量はどれか。

  1. A20万個
  2. B約33万個
  3. C50万個
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正解:C. 50万個

チップを1個売るごとに得られる限界利益は 4,000 − 2,400 = 1,600円です。固定費8億円をこの限界利益でまかなうには、8億 ÷ 1,600 = 50万個を売る必要があり、このときの売上高(損益分岐点売上高)は 50万 × 4,000 = 20億円です。一般に、先端のプロセスほどマスクや設計の固定費が大きくなるので、販売数量が少ない製品では損益分岐点に届かないことがあります。

  • A. 固定費を販売単価で割った値です。1個売っても変動費がかかるので、固定費に回せるのは限界利益の1,600円だけです。
  • B. 固定費を1個あたりの変動費で割った値で、意味のある数量ではありません。
  • C. 正しい。固定費 ÷ 1個あたりの限界利益(単価 − 1個あたりの変動費)で求めます。
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