移動平均フィルタとは
いどうへいきんふぃるた
直近 N 個のサンプルの平均を出力する、最も簡単なローパスフィルタ。y[n] = (x[n] + x[n − 1] + … + x[n − N + 1])/N で、係数がすべて 1/N のFIRフィルタである。直流の利得は1で、周波数 fs/N の整数倍で利得が0になるので、例えば電源の周期にちょうど合わせた区間で平均すると、電源の周波数とその高調波の雑音を取り除ける。係数が対称なので直線位相で、遅れは (N − 1)/2 サンプルである。新しいサンプルを足して最も古いサンプルを引くことで和を更新すれば、N によらず少ない演算で計算できる。
「移動平均フィルタ」は、1分野の1問の練習問題に出てきます(デジタル信号処理の基礎など)。
この用語の分野: デジタル信号処理の基礎