非可逆圧縮とは

ひかぎゃくあっしゅく

人の目や耳で気づきにくい成分を捨てることで、可逆圧縮よりはるかに小さくする圧縮の方式。復元したデータは元のデータと完全には一致しない。ロッシー圧縮ともいう。画像のJPEG、音声のMP3やAAC、動画のH.264やH.265などがあり、データを周波数の成分に分け、細かい成分を粗く量子化する方法がよく使われる。圧縮の度合いを強めるほど、ブロック状のひずみなどの劣化が目立つ。圧縮と復元を繰り返すと、劣化が重なる。

「非可逆圧縮」は、2分野の2問の練習問題に出てきます(情報理論と符号の基礎, Web技術の基礎など)。

この用語の分野: 情報理論と符号の基礎

非可逆圧縮の練習問題に挑戦

データを圧縮するとき、非可逆圧縮ではなく可逆圧縮を使わなければならないものはどれか。

  1. Aプログラムの実行ファイルを、圧縮して配布する
  2. B動画配信で、映像を回線の速さに合わせて小さくして送る
  3. C音楽を携帯プレーヤーで聞くために、ファイルを小さくする
答えと解説を見る

正解:A. プログラムの実行ファイルを、圧縮して配布する

可逆圧縮は元のデータを1ビットも違わずに復元でき、非可逆圧縮は人が気づきにくい部分を捨てる代わりに、大きく縮められます。プログラムは1ビットでも違うと正しく動かないので、ZIPなどの可逆圧縮を使います。映像や音楽は、多少の違いが目や耳で分かりにくいので、JPEGやMP3、動画の符号化方式などの非可逆圧縮がよく使われます。

解説の中の「非可逆圧縮」

「非可逆圧縮」が出てくる問題(2問)

  1. データを圧縮するとき、非可逆圧縮ではなく可逆圧縮を使わなければならないものはどれか。
  2. Webページで使う画像の形式と、その一般的な使い方の組み合わせとして、適切なものはどれか。

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