前方誤り訂正(FEC)とは
ぜんぽうあやまりていせい
送信側で冗長なビットを加えた誤り訂正符号で送り、受信側だけで誤りを訂正する方式。Forward Error Correctionの略。受信側から送り直しを求めないので、戻りの通信路がない放送や、往復の遅れが大きい衛星・宇宙との通信、遅延の許されない高速の伝送路で使われる。代表的な符号に、ハミング符号、BCH符号、リード・ソロモン符号、LDPC符号などがある。誤りを検出して送り直してもらうARQ(自動再送要求)と比べると、常に冗長なビットの分だけ伝送の効率は下がるが、遅延が一定になる。PAM4を使うPCI Express 6.0などの高速なシリアル伝送でも使われる。
「前方誤り訂正(FEC)」は、2分野の2問の練習問題に出てきます(情報理論と符号の基礎, インターフェース・バス規格など)。
この用語の分野: 情報理論と符号の基礎