タイミング解析とCDC
STAで、セットアップとホールドをそれぞれ主にどのコーナー条件で確認するかの組み合わせとして正しいものはどれか。
- Aセットアップは速いコーナー(速いトランジスタ・高い電源電圧)、ホールドは遅いコーナー(遅いトランジスタ・低い電源電圧)
- Bセットアップは遅いコーナー(遅いトランジスタ・低い電源電圧)、ホールドは速いコーナー(速いトランジスタ・高い電源電圧)
- Cどちらも標準(typ)のコーナーだけで確認すれば、量産品のばらつきもカバーできる
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正解:B. セットアップは遅いコーナー(遅いトランジスタ・低い電源電圧)、ホールドは速いコーナー(速いトランジスタ・高い電源電圧)
セットアップ違反はデータが遅すぎるときに起きるので、遅延が最も大きくなる遅いコーナーが最悪になります。ホールド違反はデータが速すぎるときに起きるので、遅延が最も小さくなる速いコーナーが最悪です。実際にはクロック経路の遅延も同時に変わるため、両方のチェックを複数のコーナーで行います。先端プロセスでは低温のほうが遅くなる温度逆転が起きることがあり、温度の選び方にも注意が必要です。typだけでは量産品のばらつきをカバーできません。