タイミング解析とCDC
クロックの不確かさの設定で、セットアップ用には周期ジッタを含めるが、ホールド用には含めないことが多い。その理由として正しいものはどれか。
- Aホールドのチェックは、クロックの立ち下がりエッジでしか行わないから
- Bジッタは周波数が高いときにだけ発生し、ホールドの解析では周波数を下げているから
- Cホールドは同じクロックエッジどうしで比べるので、エッジの時刻のゆらぎが送り側と受け側に同じように効いて打ち消し合うから
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正解:C. ホールドは同じクロックエッジどうしで比べるので、エッジの時刻のゆらぎが送り側と受け側に同じように効いて打ち消し合うから
周期ジッタは、あるエッジと次のエッジの間隔がゆらぐことです。セットアップは送り出したエッジと次のエッジの間隔で判定するので、周期 1.0 ns に ±30 ps のジッタがあれば、使える時間が最悪 0.97 ns に減ります。ホールドは同じエッジで送り出しと取り込みを比べるため、そのエッジが早くても遅くても両方が一緒に動き、ジッタの影響はほぼ打ち消されます。ただしクロックツリーができる前のスキューの見込みは、ホールド用の不確かさにも入れます。