同期化回路とは
どうきかかいろ
非同期の信号を受け側のクロックにそろえる回路で、シンクロナイザとも呼ぶ。2段のフリップフロップを直列につなぐ構成が基本で、1段目がメタステーブルになっても次のエッジまでに収まる確率を高める。
「同期化回路」は、3分野の14問の練習問題に出てきます(タイミング解析とCDC, 論理回路, LSI設計フロー・EDAなど)。
この用語の分野: タイミング解析とCDC
どうきかかいろ
非同期の信号を受け側のクロックにそろえる回路で、シンクロナイザとも呼ぶ。2段のフリップフロップを直列につなぐ構成が基本で、1段目がメタステーブルになっても次のエッジまでに収まる確率を高める。
「同期化回路」は、3分野の14問の練習問題に出てきます(タイミング解析とCDC, 論理回路, LSI設計フロー・EDAなど)。
この用語の分野: タイミング解析とCDC
正解:A. メタステーブルが収まるのに使える時間が約1周期増え、MTBFは指数関数的に長くなる
同期化回路のMTBFは、おおよそ MTBF = e^(t_r/τ) ÷ (T_0 × f_clk × f_data) で表されます。t_r はメタステーブルが収まるのに使える時間、τ と T_0 はフリップフロップの特性で決まる定数です。段を1つ増やすと t_r が約1周期延びます。例えば τ = 20 ps で t_r が 1 ns 増えれば、MTBFは e^50 倍、つまり10の21乗倍以上に延びます。1段目がメタステーブルになる確率は変わりませんが、その先へ伝わる前に収まる確率が大きく上がるのです。
このような非同期のクロックの間はSTAでは保証できないので、同期化回路が必要です。
2つのクロックドメインの間の経路で、同期化回路が必要になるのはどれか。同期化回路のMTBFは、おおよそ MTBF = e^(t_r/τ) ÷ (T_0 × f_clk × f_data) で表されます。
2段フリップフロップの同期化回路を3段に増やしたときの、メタステーブルによる故障の平均間隔(MTBF)の変化として正し…高速なクロックで3段の同期化回路が使われるのはこのためです。
同期化回路の受け側のクロック周波数を上げると、MTBFが短くなる。その理由として正しいものはどれか。1段目のフリップフロップはメタステーブルになることがあり、その出力が収まるまでの時間を、2段目のセットアップまでの時間で確保するのが同期化回路の考え方です。
2段フリップフロップの同期化回路で、1段目と2段目の間についての注意として正しいものはどれか。メタステーブルは毎回起きるわけではなく、CDC検証ツールも同期化回路の手前の組み合わせ回路を警告します。
送り側のクロックドメインで、組み合わせ回路の出力を直接、受け側の同期化回路に入れてはいけない理由として正しいものはどれ…Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。
メタステーブル フリップフロップ クロックドメイン MTBF(平均故障間隔) ハンドシェイク 組み合わせ回路 グレイコード 非同期FIFO STA(静的タイミング解析) グリッチ