ノイズマージンとは

のいずまーじん

出力側が保証する電圧レベルと、入力側が正しく判定できる電圧レベルとの差。Lレベルは VIL(max) − VOL(max)、Hレベルは VOH(min) − VIH(min) で求め、これより小さいノイズなら誤判定しない。

「ノイズマージン」は、3分野の4問の練習問題に出てきます(MOSFET, データシートの読み方, SRAM・フラッシュメモリなど)。

ロジックレベルとノイズマージン Hの出力 Lの出力 Hと判定 不定 Lと判定 VDD 0 V VOH(min) VOL(max) VIH(min) VIL(max) NMH NML 出力側の保証値 入力側のしきい値 NMH = VOH(min) − VIH(min) NML = VIL(max) − VOL(max)
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この用語の分野: データシートの読み方

ノイズマージンの練習問題に挑戦

出力側のICが VOH(min) = 2.9 V、VOL(max) = 0.4 V、入力側のICが VIH(min) = 2.0 V、VIL(max) = 0.8 V のとき、Lレベルのノイズマージンはいくらか。

  1. A0.9 V
  2. B0.4 V
  3. C0.8 V
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正解:B. 0.4 V

Lレベルのノイズマージンは VIL(max) − VOL(max) = 0.8 − 0.4 = 0.4 V です。出力は最悪でも0.4 V以下のLを出し、入力は0.8 VまではLと判定するので、その差の0.4 Vまでのノイズが乗っても誤判定しません。Hレベルのノイズマージンは VOH(min) − VIH(min) = 2.9 − 2.0 = 0.9 V です。このようにノイズマージンは出力側と入力側の保証値を組み合わせて求め、小さいほうがその接続の弱点になります。0.8 VはVIL(max)そのものです。

解説の中の「ノイズマージン」

「ノイズマージン」が出てくる問題(4問)

  1. 出力側のICが VOH(min) = 2.9 V、VOL(max) = 0.4 V、入力側のICが VIH(min) = 2.0 V、VIL(max) = 0.8 V のとき、Lレベルのノイズマージンはいくらか。
  2. CMOSインバータの論理しきい値電圧を電源電圧のほぼ半分にするための設計として正しいものはどれか。
  3. CMOSの「C(Complementary:相補型)」が表す意味として正しいものはどれか。
  4. SRAMの電源電圧を下げていくと起こりやすい問題として正しいものはどれか。

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