AEC-Q100とは

えーいーしーきゅー100

自動車用電子部品評議会(AEC)が定めた、車載用集積回路の信頼性認定試験の基準。動作温度のグレードがあり、グレード1は−40〜125 ℃、グレード0は−40〜150 ℃。ディスクリート半導体はAEC-Q101、受動部品はAEC-Q200が対象。

「AEC-Q100」は、3分野の7問の練習問題に出てきます(車載半導体と機能安全, 信頼性, テスト・検査など)。

この用語の分野: 車載半導体と機能安全

AEC-Q100の練習問題に挑戦

車載用ICの信頼性試験の基準AEC-Q100で、動作温度のグレード1に定められている周囲温度の範囲はどれか。

  1. A−40〜85 ℃
  2. B−40〜125 ℃
  3. C−40〜150 ℃
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正解:B. −40〜125 ℃

AEC-Q100のグレードは周囲温度の範囲を表し、数字が小さいほど上限が高くなります。グレード0が−40〜150 ℃、グレード1が−40〜125 ℃、グレード2が−40〜105 ℃、グレード3が−40〜85 ℃です。−40〜150 ℃は最も厳しいグレード0、−40〜85 ℃はグレード3の範囲です。チップの接合温度は自己発熱のぶん周囲温度より高くなるので、熱設計ではその差も見込みます。

車載用電子部品の認定試験の基準であるAEC-Q100・AEC-Q101・AEC-Q200が主に対象とする部品の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. AQ100は集積回路(IC)、Q101はダイオードやトランジスタなどの個別半導体、Q200は抵抗やコンデンサなどの受動部品
  2. BQ100は受動部品、Q101は集積回路(IC)、Q200はダイオードやトランジスタなどの個別半導体
  3. CQ100は個別半導体、Q101は受動部品、Q200は集積回路(IC)
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正解:A. Q100は集積回路(IC)、Q101はダイオードやトランジスタなどの個別半導体、Q200は抵抗やコンデンサなどの受動部品

AECの規格は部品の種類ごとに分かれています。マイコンや電源ICなどの集積回路はAEC-Q100、ダイオードやパワーMOSFET、IGBTなどの個別半導体(ディスクリート)はAEC-Q101、抵抗・コンデンサ・インダクタ・水晶振動子などの受動部品はAEC-Q200が対象です。部品の構造や故障のしかたが違うため、試験の項目や条件も異なります。例えば車載用の積層セラミックコンデンサには、AEC-Q200に準拠した品種が使われます。

解説の中の「AEC-Q100」

「AEC-Q100」が出てくる問題(7問)

  1. 車載用ICの信頼性試験の基準AEC-Q100で、動作温度のグレード1に定められている周囲温度の範囲はどれか。
  2. 車載用電子部品の認定試験の基準であるAEC-Q100・AEC-Q101・AEC-Q200が主に対象とする部品の組み合わせとして正しいものはどれか。
  3. 車載用の半導体で、製造する工場や使う材料を変更したいときの進め方として正しいものはどれか。
  4. 車載用の半導体で、室温だけでなく高温や低温でもテストを行う主な理由はどれか。
  5. 製品を高温で長時間動作させ、寿命や故障率を評価する代表的な信頼性試験はどれか。
  6. 車載用の集積回路の信頼性試験の基準として広く使われている規格はどれか。
  7. 同じ半導体でも、民生機器用と自動車用で求められる信頼性の水準についての説明として正しいものはどれか。

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