無線通信の基礎

温度290 Kでの熱雑音の電力密度を−174 dBm/Hzとする。帯域幅1 MHz、雑音指数6 dBの受信機で、復調に必要なS/Nが10 dBのとき、受信感度(受信できる最小の信号電力)に最も近いものはどれか。

  1. A−114 dBm
  2. B−108 dBm
  3. C−98 dBm
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正解:C. −98 dBm

帯域幅1 MHzでの熱雑音の電力は、−174 + 10·log₁₀(10⁶) = −174 + 60 = −114 dBmです。受信機の雑音指数の分だけ雑音が増えたとみなすと、入力に換算した雑音の電力は −114 + 6 = −108 dBm になります。そこからS/Nが10 dB大きい信号が必要なので、受信感度は −108 + 10 = −98 dBm です。帯域幅を狭くするか、雑音指数や必要なS/Nを小さくすると、受信感度はよく(より小さな値に)なります。

  • A. 帯域幅1 MHzの熱雑音の電力そのものです。雑音指数と必要なS/Nを加えていません。
  • B. 雑音指数を加えた雑音の電力で、必要なS/Nの10 dBを加えていません。
  • C. 正しい。−174 + 60 + 6 + 10 = −98 dBmです。
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