無線通信の基礎

送信と受信に異なる周波数を使って同時に送受信するFDD方式の携帯電話で、1本のアンテナを送信と受信で共用するために、周波数の違いを利用して送信信号と受信信号を分ける部品はどれか。

  1. Aデュプレクサ
  2. Bバラン
  3. C方向性結合器
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正解:A. デュプレクサ

FDDでは送信と受信を同時に行うので、送信機の強い信号が受信機に入り込まないようにしながら、1本のアンテナを共用する必要があります。デュプレクサは、送信の周波数帯を通すフィルタと受信の周波数帯を通すフィルタを組み合わせて、両者を分けます。携帯電話では、小型で急峻な特性が得られるSAWフィルタやBAWフィルタがデュプレクサに使われ、対応する周波数帯の数に応じて多くのフィルタが必要になります。送信と受信を時間で切り替えるTDD方式では、デュプレクサの代わりにスイッチで切り替えられます。

  • A. 正しい。送信用と受信用のフィルタを組み合わせて、周波数で分けます。
  • B. 平衡(差動)の信号と不平衡の信号を変換する部品です。
  • C. 線路を進む信号の一部を、進む向きを区別して取り出す部品で、電力の監視などに使います。送受信の周波数を分けるものではありません。
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