経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)

ある製品の製造コストは、累積生産量が2倍になるたびに1個あたりのコストが80%になる経験曲線(習熟率80%)に従う。累積生産量が10万個に達した時点の1個あたりのコストが1,000円のとき、累積生産量が80万個に達した時点の1個あたりのコストはどれか。

  1. A512円
  2. B640円
  3. C800円
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正解:A. 512円

累積生産量が10万個から80万個になるまでに、10万 → 20万 → 40万 → 80万個と、2倍になる回数は3回です。そのたびにコストが80%になるので、1,000 × 0.8³ = 512円です。経験曲線は、作業者の習熟や工程の改善、歩留まりの向上などによって累積生産量が増えるほどコストが下がる効果を表したもので、生産の規模そのものによる規模の経済とは区別されます。先に大きなシェアを取って累積生産量を増やした企業ほどコストが下がりやすいことは、PPMやコストリーダーシップ戦略の考え方の背景にもなっています。

  • A. 正しい。2倍になる回数の3回分、0.8を3回掛けます。
  • B. 2倍になる回数を2回と数えた値(1,000 × 0.8²)です。10万個から80万個は8倍で、2倍の3回分です。
  • C. 2倍になったのが1回だけの場合の値です。
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