車載半導体と機能安全

ISO 26262における「安全目標」の説明として正しいものはどれか。

  1. Aハザード分析とリスクアセスメントの結果から決める最上位の安全要求で、例えば「意図しない急加速を起こさない」のように表し、ASILが付けられる
  2. B開発プロジェクトの中で実施する安全に関する試験の件数の目標で、多いほど安全性が高いと判断される
  3. C部品ごとに決める故障率の目標値で、ASILとは関係なく、すべての部品に同じ値が使われる
答えと解説を見る

正解:A. ハザード分析とリスクアセスメントの結果から決める最上位の安全要求で、例えば「意図しない急加速を起こさない」のように表し、ASILが付けられる

安全目標(Safety Goal)は、HARAで見つかった危険な事象を防ぐために、車両レベルで定める最上位の安全要求です。例えば電子スロットル制御なら「意図しない急加速を起こさない」のように表し、その危険事象のASILを引き継ぎます。安全目標から機能安全要求、技術安全要求、ハードウェアとソフトウェアの要求へと細かく分解していきます。試験の件数の目標や、ASILと無関係な一律の故障率の値ではありません。

この分野を解く 分野ページへ

車載半導体と機能安全の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

車載半導体と機能安全のほかの問題

  1. ISO 26262で区別されるランダムハードウェア故障とシステマティック故障の説明の組み合わせとして正しいものはどれか。
  2. ランダムハードウェア故障によって安全目標が侵害される確率の指標PMHFについて、ASIL Dの目標値の目安は10 FIT未満とされる。これを1時間あたりの確率で表すとどれか。
  3. 単一点故障指標(SPFM)について、ASIL Dで求められる目標値の目安として正しいものはどれか。
  4. ISO 26262でいう潜在故障(レイテントフォールト)の例として最も適切なものはどれか。
  5. 安全に関係するハードウェアの故障率の合計が1000 FITで、そのうち単一点故障と残余故障(安全機構で検出されずに残る故障)の故障率の合計が5 FITのとき、単一点故障指標(SPFM)はいくらか。