車載半導体と機能安全

ISO 26262で区別されるランダムハードウェア故障とシステマティック故障の説明の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aランダムハードウェア故障は使用中に劣化や宇宙線などで確率的に起こる故障で、システマティック故障は仕様や設計の誤りなどが原因で決まった条件で起こる故障である
  2. Bランダムハードウェア故障は仕様や設計の誤りが原因で決まった条件で起こる故障で、システマティック故障は使用中に確率的に起こる故障である
  3. Cランダムハードウェア故障はソフトウェアだけで起こる故障で、システマティック故障はハードウェアだけで起こる故障である
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正解:A. ランダムハードウェア故障は使用中に劣化や宇宙線などで確率的に起こる故障で、システマティック故障は仕様や設計の誤りなどが原因で決まった条件で起こる故障である

ランダムハードウェア故障は、部品の劣化や宇宙線によるビット反転など、いつ起こるかを確率でしか予測できない故障で、故障率(FIT)を使ってSPFMやPMHFなどで定量的に評価します。システマティック故障は、要求の漏れや設計の誤り、ソフトウェアのバグなどが原因で、同じ条件がそろえば必ず再現します。こちらは確率では評価せず、ASILに応じたレビューや検証などの開発プロセスで防ぎます。ハードウェアの設計の誤りもシステマティック故障です。

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  1. ランダムハードウェア故障によって安全目標が侵害される確率の指標PMHFについて、ASIL Dの目標値の目安は10 FIT未満とされる。これを1時間あたりの確率で表すとどれか。
  2. 単一点故障指標(SPFM)について、ASIL Dで求められる目標値の目安として正しいものはどれか。
  3. ISO 26262でいう潜在故障(レイテントフォールト)の例として最も適切なものはどれか。
  4. 安全に関係するハードウェアの故障率の合計が1000 FITで、そのうち単一点故障と残余故障(安全機構で検出されずに残る故障)の故障率の合計が5 FITのとき、単一点故障指標(SPFM)はいくらか。
  5. 故障率200 FITの回路に、診断カバレッジ99%の安全機構を設けた。安全機構で検出されずに残る故障の故障率はいくらか。