伝搬遅延とは

でんぱんちえん

入力が変化してから出力が変化するまでの時間。ロジックICでは入力と出力がそれぞれ振幅の50%を横切る時刻の差で定義し、出力がLからHへ変わるtPLHとHからLへ変わるtPHLに分けて規定する。負荷容量が大きいほど長くなる。

「伝搬遅延」は、2分野の3問の練習問題に出てきます(データシートの読み方, テスト・検査など)。

この用語の分野: データシートの読み方

伝搬遅延の練習問題に挑戦

ロジックICのデータシートにある伝搬遅延 tPLH の一般的な定義として正しいものはどれか。

  1. A出力がLからHに変わるとき、振幅の10%から90%まで変化するのにかかる時間
  2. B入力がLからHに変わってから、出力が完全に安定する100%の点に達するまでの時間
  3. C入力の変化から出力がLからHに変わるまでの時間で、振幅の50%の点どうしで測る
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正解:C. 入力の変化から出力がLからHに変わるまでの時間で、振幅の50%の点どうしで測る

tPLHは出力がLからHへ変わる場合の伝搬遅延、tPHLはHからLへ変わる場合の伝搬遅延で、両者は一般に同じ値ではありません。測定の基準点は、多くの場合入力と出力それぞれの振幅の50%(VDD/2)で、TTL系では1.5 Vを使うこともあります。振幅の10%から90%まで変化する時間は立ち上がり時間で、伝搬遅延とは別の項目です。遅延は負荷容量や電源電圧、温度で変わるので、表の測定条件とあわせて読みます。

解説の中の「伝搬遅延」

「伝搬遅延」が出てくる問題(3問)

  1. ロジックICのデータシートにある伝搬遅延 tPLH の一般的な定義として正しいものはどれか。
  2. ACテストで主に確認する項目はどれか。
  3. CMOSロジックICの1つの出力に、多数のCMOS入力をつないだときに主に問題になることはどれか。

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