回路解析(交流回路・線形回路・過渡現象)

図のT形回路を2端子対回路とみて、R1 = 2 Ω、R2 = 3 Ω、R3 = 6 Ω のときのZパラメータ(V1 = z11 I1 + z12 I2、V2 = z21 I1 + z22 I2)の組み合わせとして正しいものはどれか。

T形回路の2端子対回路 R1 R2 R3 I1 I2 V1 V2 + − + − V1 = z11 I1 + z12 I2
T形回路の2端子対回路 · 図解集で見る
  1. Az11 = 2 Ω、z12 = 6 Ω、z22 = 3 Ω
  2. Bz11 = 11 Ω、z12 = 6 Ω、z22 = 11 Ω
  3. Cz11 = 8 Ω、z12 = 6 Ω、z22 = 9 Ω
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正解:C. z11 = 8 Ω、z12 = 6 Ω、z22 = 9 Ω

z11 は出力側を開放(I2 = 0)して入力側から見たインピーダンス V1/I1 で、R1 と R3 の直列の 2 + 6 = 8 Ω です。z12 は入力側を開放(I1 = 0)したときの V1/I2 で、I2 は R2 と R3 を流れ、R3 の電圧がそのまま V1 になるので R3 = 6 Ω です。同様に z22 = R2 + R3 = 9 Ω、z21 = z12 = 6 Ω で、受動素子だけの回路では z12 = z21(相反性)が成り立ちます。

  • A. z11、z22 に共通の R3 を入れ忘れた値です。開放した側の端子があっても、R3 を通る電流の経路があります。
  • B. 3つの抵抗をすべて足した値です。開放した側の抵抗(z11 なら R2)には電流が流れません。
  • C. 正しい。z11 = 8 Ω、z12 = 6 Ω、z22 = 9 Ω です。
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