車載半導体と機能安全

車載マイコンで、電源を入れたときや走行の前などに、ロジックBISTやメモリBISTを実行する機能安全上の主な目的はどれか。

  1. A安全機構そのものなど、ふだんの動作では表に出ない潜在故障を見つけ、潜在故障指標(LFM)を高めるため
  2. B製造工場での出荷前のテストを省略して、テストの費用をなくすため
  3. CCPUの動作周波数を自動で上げて、走行中の処理を速くするため
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正解:A. 安全機構そのものなど、ふだんの動作では表に出ない潜在故障を見つけ、潜在故障指標(LFM)を高めるため

ECCの訂正回路や比較回路などの安全機構が壊れていても、ふだんの動作では表に出ないため、潜在故障として残ります。電源を入れたときにロジックBISTやメモリBISTでチップ自身の回路を検査すれば、こうした故障を走行の前に見つけられ、LFMを高められます。BISTの実行には時間がかかり、その間は通常の処理ができないので、起動時の時間の制約も考えて設計します。出荷テストの代わりや高速化のためのものではありません。

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