車載半導体と機能安全

機能安全に対応した車載用の電源ICなどに設けられる電圧監視の安全機構として適切なものはどれか。

  1. A電源電圧が下がったときだけを監視すればよく、電圧が上がる場合はマイコンの動作や寿命に影響しないので監視しなくてよい
  2. B監視回路の基準電圧を監視される電源と同じ基準電圧から作ると、部品が減るので安全性も高まる
  3. C監視される電源とは独立した基準電圧を使い、電源電圧が許容範囲を下回る場合だけでなく、上回る場合(過電圧)も検出する
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正解:C. 監視される電源とは独立した基準電圧を使い、電源電圧が許容範囲を下回る場合だけでなく、上回る場合(過電圧)も検出する

マイコンの電源電圧が下がるとタイミングが間に合わずに誤動作し、上がりすぎると誤動作や素子の劣化・破壊につながります。そのため安全機構としての電圧監視では、低電圧と過電圧の両方を検出し、異常ならマイコンをリセットしたり出力を止めたりします。基準電圧が監視される電源と共通だと、基準がずれたときに電源と監視の両方が同じようにずれて異常を見逃すので、独立した基準を使います。電圧が下がったときだけリセットする一般的なブラウンアウト検出(BOD)だけでは、この要求を満たせません。

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