経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)

ある企業が3つの戦略S1〜S3を検討している。景気が好況・普通・不況のときの利益(億円)は、S1が50、30、−10、S2が40、25、5、S3が30、20、10と見込まれ、どの景気になるかの確率は分からない。マクシミン原理(最悪の場合の利益が最大になる戦略を選ぶ)に従うとき、選ぶ戦略はどれか。

  1. AS1
  2. BS2
  3. CS3
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正解:C. S3

マクシミン原理では、各戦略の最悪の場合の利益を比べます。最悪の場合の利益は、S1が−10億円、S2が5億円、S3が10億円なので、それが最大のS3を選びます。最良の場合の利益が最大の戦略を選ぶマクシマックス原理ならS1、最大の後悔(各景気で最も良い戦略の利益との差)が最小の戦略を選ぶミニマックスリグレット原理ならS2(最大の後悔はS1が20億円、S2が10億円、S3が20億円)になります。確率が分からないときの意思決定では、どの原理を使うかで選ぶ戦略が変わり、マクシミン原理は損失を避けたい慎重な考え方に当たります。

  • A. 最良の場合の利益(50億円)が最大の戦略で、マクシマックス原理で選ぶものです。最悪の場合は10億円の損失になります。
  • B. 最大の後悔が最小(10億円)の戦略で、ミニマックスリグレット原理で選ぶものです。
  • C. 正しい。最悪の場合の利益が10億円で、3つの戦略の中で最大です。
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