シリコンフォトニクス

波長850 nm付近のVCSELとマルチモードファイバを組み合わせた光接続の特徴として正しいものはどれか。

  1. A部品が安価で位置合わせも容易だが、届く距離は数十〜数百 m程度の短距離に限られる
  2. Bファイバの損失が最小になる波長帯を使うため、数百 kmを超える長距離通信の主流になっている
  3. Cシリコンが850 nmの光をよく通すため、シリコン導波路と直接つないで使うのに最適である
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正解:A. 部品が安価で位置合わせも容易だが、届く距離は数十〜数百 m程度の短距離に限られる

VCSELはウエハのまま検査でき、安価に量産できて消費電力も小さい面発光レーザーです。マルチモードファイバはコアの直径が50 µmなどと太いため、位置合わせが容易です。そのため、サーバとスイッチを結ぶラック内やラック間の短い接続に広く使われてきました。一方、マルチモードファイバでは複数の伝わり方(モード)で到着時間がずれるモード分散が起こるため、高速になるほど距離が短くなり(1レーン100 Gb/s級では50〜100 m程度)、850 nmではファイバの損失も約3 dB/km前後と大きめです。シリコンは850 nmの光を吸収するため、導波路には使えません。

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