デジタル信号処理の基礎

サンプリング周波数48 kHzの信号を、1024点の離散フーリエ変換(DFT)で解析する。周波数ビンの間隔として正しいものはどれか。

  1. A約23.4 Hz
  2. B約46.9 Hz
  3. C約93.8 Hz
答えと解説を見る

正解:B. 約46.9 Hz

N点のDFTのビンの間隔は Δf = fs/N で、48000 ÷ 1024 = 46.875 Hz ≈ 46.9 Hz です。k番目のビンは周波数 k × Δf に対応し、k = 0 が直流、k = N/2 = 512 がナイキスト周波数の24 kHz です。Δf は観測時間 T = N/fs ≈ 21.3 ms の逆数でもあり、ビンの間隔を細かくするには観測時間を長くする必要があります。

  • A. fs/(2N) = 24000 ÷ 1024 の値です。ビンの間隔は fs/N です。
  • B. 正しい。48000 ÷ 1024 = 46.875 Hz です。
  • C. 正の周波数のビンの数 N/2 = 512 で fs を割った値(48000 ÷ 512)です。
この分野を解く 分野ページへ

デジタル信号処理の基礎の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

デジタル信号処理の基礎のほかの問題

  1. k = 0 を直流のビンとする。サンプリング周波数8 kHzでサンプリングした1 kHzの正弦波を256点のDFTで解析したとき、正の周波数の側でピークが現れるビンの番号 k として正しいものはどれか。
  2. 実数の信号 x[n] の64点のDFTを計算したところ、X[10] = 3 + 4j であった。X[54] として正しいものはどれか。
  3. 8点の実数の信号 x[n] = {3, 1, 3, 1, 3, 1, 3, 1} の DFT を X[k] = Σx[n]e^(−j2πkn/8) とする。ナイキスト周波数に当たるビン X[4] の値として正しいものはどれか。
  4. N点のDFTを定義どおりに計算すると約 N² 回、FFT(高速フーリエ変換)では約 N log₂N 回の演算で済むとする。N = 1024 のとき、FFTによる演算回数の削減の度合いとして最も近いものはどれか。
  5. 256点の信号のあとに0を768個付け足して(ゼロパディング)、1024点のDFTを計算した。256点のままDFTを計算した場合と比べた説明として正しいものはどれか。