データシートの読み方

ロジックICの推奨動作条件に、入力の立ち上がり・立ち下がりの遅さの上限(例えば 10 ns/V)が規定されている主な理由はどれか。

  1. A入力の変化が遅いと、入力端子の静電容量が充電されすぎて、入力端子が壊れてしまうため
  2. B入力がしきい値付近に長くとどまると、貫通電流が増えたり出力が振動したりするため
  3. C入力の変化が遅いほど伝搬遅延が短くなりすぎて、後段で誤動作するため
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正解:B. 入力がしきい値付近に長くとどまると、貫通電流が増えたり出力が振動したりするため

ゆっくり変化する入力は、HとLの判定が定まらない中間の電圧に長くとどまります。その間、入力段のpMOSとnMOSが同時に半分オンして電源からグラウンドへ貫通電流が流れ、消費電流や発熱が増えます。また、ノイズによって判定がH・L・Hと何度も入れ替わり、出力が振動することがあります。そのため推奨動作条件で入力の変化の速さに下限が設けられています。遅い信号を受ける必要があるときは、ヒステリシスをもつシュミットトリガ入力の製品を選びます。

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