暗号技術の基礎と応用
TLS 1.3(RFC 8446)で、TLS 1.2から変わった点として正しいものはどれか。
- Aデータの暗号化には、TLS 1.2より安全性を高めた、CBCモードを使う暗号スイートだけが使われるようになった
- BRSA暗号で鍵の材料を送る鍵交換が廃止され、データの暗号化は認証付き暗号(AEAD)だけになった
- Cサーバの証明書が不要になり、サーバの認証は行われなくなった
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正解:B. RSA暗号で鍵の材料を送る鍵交換が廃止され、データの暗号化は認証付き暗号(AEAD)だけになった
TLS 1.3では、前方秘匿性のないRSAによる鍵の輸送や静的なDHが廃止され、鍵交換は (EC)DHE か事前共有鍵(PSK)、またはその組み合わせになりました。データの暗号化もAES-GCMやChaCha20-Poly1305などのAEADだけになり、パディングオラクル攻撃などの原因になってきた、CBCモードとMACを組み合わせる方式はなくなりました。また、ハンドシェイクが1往復(1-RTT)で済むようになり、サーバ証明書を含むハンドシェイクの多くの部分も暗号化されます。サーバの認証は、引き続き証明書と署名で行います。
- A. 逆です。CBCモードを使う暗号スイートは廃止され、AEADだけになりました。
- B. 正しい。前方秘匿性のある鍵交換とAEADだけに整理されました。
- C. TLS 1.3でも、サーバは証明書と署名で認証されます。証明書は、ハンドシェイクの中で暗号化して送られます。