PN接合・ダイオード
不純物濃度が非常に高いPN接合で、低い逆電圧で起こる降伏の主な仕組みはどれか。
- Aなだれ降伏
- B量子力学的なトンネル効果によるツェナー降伏
- C熱による接合の溶融
答えと解説を見る
正解:B. 量子力学的なトンネル効果によるツェナー降伏
両側が高濃度の接合では空乏層が非常に薄くなるため、価電子帯の電子が障壁をトンネル効果で通り抜けて伝導帯へ移り、電流が流れます。これがツェナー降伏で、おおむね5 V程度以下の低い降伏電圧で起こります。それより高い降伏電圧では、なだれ降伏が主になります。