楕円曲線暗号とは
だえんきょくせんあんごう
有限体の上の楕円曲線の点の演算を使う公開鍵暗号の総称。曲線上の点Gを秘密の整数k倍した点 kG から k を求める問題(楕円曲線上の離散対数問題)の難しさに安全性の根拠を置く。同じ安全性ならRSA暗号よりずっと短い鍵で済み、256ビットの鍵で、RSA暗号の3072ビットと同程度(128ビット相当)の安全性の目安とされる。鍵交換のECDH・ECDHEや、署名のECDSA・EdDSAに使われ、曲線にはP-256やCurve25519などが広く使われる。ショアのアルゴリズムで破られるため、耐量子計算機暗号への移行の対象になる。
「楕円曲線暗号」は、2分野の4問の練習問題に出てきます(暗号技術の基礎と応用, 量子コンピュータのハードウェアなど)。
この用語の分野: 暗号技術の基礎と応用