ドロップアウト電圧とは

どろっぷあうとでんあつ

リニアレギュレータが出力電圧を保つために、入力と出力の間に最低限必要な電圧差。出力電流が大きいほど、また多くの場合高温ほど大きくなり、LDOでは数十〜数百 mV程度。

「ドロップアウト電圧」は、2分野の2問の練習問題に出てきます(アナログ・電子回路, データシートの読み方など)。

この用語の分野: データシートの読み方

ドロップアウト電圧の練習問題に挑戦

LDO(低ドロップアウトのリニアレギュレータ)の「ドロップアウト電圧」の意味として正しいものはどれか。

  1. A出力電圧の最大値
  2. B負荷を外したときの出力電圧の変化
  3. C出力を規定の電圧に保つために必要な、入力と出力の最小の電圧差
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正解:C. 出力を規定の電圧に保つために必要な、入力と出力の最小の電圧差

ドロップアウト電圧は、レギュレータが出力を保てる入出力の電圧差の最小値です。LDOは出力のトランジスタにPMOSなどを使うことで0.1〜0.3 V程度まで小さくでき、例えばリチウムイオン電池(3.0〜4.2 V)から2.8 Vを作ることもできます。損失は(入力 − 出力)× 電流なので、電圧差が小さいほど効率がよくなります。リプル除去比が高く、ノイズに敏感な回路の電源によく使われます。

出力3.3 VのLDOで、ドロップアウト電圧が max 300 mV(出力電流500 mA時)と規定されている。500 mAを流しながら出力電圧を保つのに必要な最低の入力電圧はいくらか。

  1. A3.6 V
  2. B3.3 V
  3. C3.0 V
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正解:A. 3.6 V

ドロップアウト電圧は、出力電圧を保つために入力と出力の間に最低限必要な電圧差です。出力の3.3 Vにmaxの300 mVを足して、入力は3.6 V以上必要です。ドロップアウト電圧は出力電流が大きいほど、また多くの場合高温ほど大きくなるので、使う電流と温度の条件で規定された値を使います。例えばリチウムイオン電池の電圧が3.5 Vまで下がると、出力は3.3 Vを保てずに下がり始めます。3.0 Vはドロップアウト電圧を足すべきところを引いた誤りです。

解説の中の「ドロップアウト電圧」

「ドロップアウト電圧」が出てくる問題(2問)

  1. LDO(低ドロップアウトのリニアレギュレータ)の「ドロップアウト電圧」の意味として正しいものはどれか。
  2. 出力3.3 VのLDOで、ドロップアウト電圧が max 300 mV(出力電流500 mA時)と規定されている。500 mAを流しながら出力電圧を保つのに必要な最低の入力電圧はいくらか。

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