システム構成と信頼性設計

1,000 km離れた2か所のデータセンターの間で、データベースの更新を同期レプリケーションする。更新のたびに、もう一方への転送と書き込み完了の通知の1往復の通信を待つとする。光ファイバの中の光の速さを約20万 km/sとし、ファイバの経路の長さは直線の距離と同じとみなすとき、通信の伝搬だけで1回の更新の応答時間が増える量として、最も近いものはどれか。

  1. A5 ms
  2. B6.7 ms
  3. C10 ms
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正解:C. 10 ms

1往復で信号が進む距離は 2 × 1,000 = 2,000 kmなので、伝搬にかかる時間は 2,000 ÷ 200,000 = 0.01秒 = 10 msです。同期レプリケーションでは、もう一方のデータセンターでの書き込みを確かめてから更新を完了させるので、障害時にデータを失わない代わりに、更新のたびにこの遅れが加わります。実際の経路はもっと長く、機器での遅れも加わるため、遠く離れた場所の間では、一般に一定のデータの損失を許して非同期レプリケーションを使います。

  • A. 片道の時間(1,000 ÷ 200,000)です。完了の通知が戻るまで待つので、往復で考えます。
  • B. 真空中の光の速さ(約30万 km/s)で往復を計算した値です。ファイバの中の光はそれより遅くなります。
  • C. 正しい。2,000 km ÷ 20万 km/s = 10 ms です。
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