システム構成と信頼性設計

あるシステムで、RPO(目標復旧時点)を4時間、RTO(目標復旧時間)を2時間と定めた。障害はいつでも起こりうるものとし、バックアップの取得にかかる時間は無視できるものとする。この目標を満たすデータの保護の方式として、適切なものはどれか。

  1. A1時間ごとにバックアップを取り、障害が起きたときは復旧に3時間かかる
  2. B3時間ごとにバックアップを取り、障害が起きたときは復旧に1.5時間かかる
  3. C6時間ごとにバックアップを取り、障害が起きたときは復旧に1時間かかる
答えと解説を見る

正解:B. 3時間ごとにバックアップを取り、障害が起きたときは復旧に1.5時間かかる

障害が次のバックアップの直前に起きると、直前のバックアップの間隔の分だけデータが失われるので、RPOを満たすにはバックアップの間隔をRPO以下にする必要があります。また、復旧にかかる時間はRTO以下でなければなりません。3時間ごとのバックアップで復旧に1.5時間なら、失われるのは最大3時間分(4時間以下)、復旧は1.5時間(2時間以下)で、両方を満たします。1時間ごとの方式はRTOを、6時間ごとの方式はRPOを満たしません。

  • A. RPOは満たしますが、復旧に3時間かかるので、RTOの2時間を超えます。
  • B. 正しい。データの損失は最大3時間、復旧は1.5時間で、どちらも目標以内です。
  • C. 復旧は速いものの、最大6時間分のデータが失われるので、RPOの4時間を超えます。
この分野を解く 分野ページへ

関連する計算ツール

システム構成と信頼性設計の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

システム構成と信頼性設計のほかの問題

  1. 1,000 km離れた2か所のデータセンターの間で、データベースの更新を同期レプリケーションする。更新のたびに、もう一方への転送と書き込み完了の通知の1往復の通信を待つとする。光ファイバの中の光の速さを約20万 km/sとし、ファイバの経路の長さは直線の距離と同じとみなすとき、通信の伝搬だけで1回の更新の応答時間が増える量として、最も近いものはどれか。
  2. クラウドサービスのIaaSで、一般に利用者が自分で管理するものはどれか。
  3. システムの処理能力を高める方法のうち、スケールアウトに当たるものはどれか。
  4. 負荷に応じてサーバの台数を自動で増減するオートスケールを使うシステムの設計として、一般に望ましいものはどれか。
  5. 仮想化の環境でのライブマイグレーションの説明として、適切なものはどれか。