経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)

半導体メーカーが、自社で使うウエハを製造している材料メーカーを買収し、材料の調達から製品の製造までを自社のグループで行うようにした。このような統合の形態はどれか。

  1. A水平統合
  2. B合弁会社(ジョイントベンチャー)の設立
  3. C垂直統合
答えと解説を見る

正解:C. 垂直統合

垂直統合は、原材料の調達から製造・販売までの供給の流れ(サプライチェーン)の中で、上流や下流の工程を担う企業を、買収などによって自社のグループに取り込むことです。調達の安定や品質の管理、取引の費用の削減が期待できる一方、需要が落ち込んだときに抱える設備や人員が増えるという面もあります。同じ工程を担う同業の企業どうしが統合するのは水平統合で、規模の経済や市場シェアの拡大を狙います。合弁会社の設立は、複数の企業が共同で出資して新しい会社を作る提携の形で、既存の企業の買収とは異なります。

  • A. 同じ工程を担う同業の企業どうしの統合です。材料メーカーは、半導体メーカーの上流の工程を担う企業です。
  • B. 複数の企業が共同で出資して新しい会社を作る提携の形です。この例は、既存の企業の買収です。
  • C. 正しい。供給の流れの上流の企業を取り込んでいるので、垂直統合です。
この分野を解く 分野ページへ

関連する計算ツール

経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)の参考書を探す PR

Amazonの検索結果へのリンクです。Amazonのアソシエイトとして、半導体教室は適格販売により収入を得ています。

経営戦略と会計の基礎(ストラテジ系)のほかの問題

  1. 自社の工場で製造まで行うIDM(垂直統合型デバイスメーカー)と比べたときの、ファブレス企業の一般的な特徴として、適切なものはどれか。
  2. ある製品の製造コストは、累積生産量が2倍になるたびに1個あたりのコストが80%になる経験曲線(習熟率80%)に従う。累積生産量が10万個に達した時点の1個あたりのコストが1,000円のとき、累積生産量が80万個に達した時点の1個あたりのコストはどれか。
  3. マーケティングミックスの4Pを顧客の視点から捉え直した4Cで、4Pの「Price(価格)」に対応するものはどれか。
  4. プロダクトライフサイクルで、売上の伸びが鈍って市場が飽和に近づき、競合が多くなって価格競争が激しくなる段階はどれか。
  5. マイコンメーカーが、市場を用途によって車載・産業機器・家電などに分け、その中から車載市場を狙うことに決めた。そのうえで、「長期にわたる安定供給と高い信頼性」を打ち出して、競合製品とは違う位置付けを顧客に認識してもらう取組みを進めている。この最後の取組みに当たるSTPの段階はどれか。