シリコンフォトニクス
標準的なシングルモードファイバから届く光をシリコンの光回路で受けるとき、偏光が問題になる理由として正しいものはどれか。
- Aファイバ中で偏光の向きが定まらない一方、シリコン導波路は偏光によって伝わり方が大きく異なるから
- Bファイバを通ると光が偏光をもたなくなり、シリコン導波路の中を伝わらなくなるから
- Cシリコン導波路は偏光によらず同じように光を通すが、受光器が片方の偏光しか検出できないから
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正解:A. ファイバ中で偏光の向きが定まらない一方、シリコン導波路は偏光によって伝わり方が大きく異なるから
標準的なシングルモードファイバは偏光を保持しないため、ファイバの曲げや温度の変化で、受信側に届く光の偏光の向きが変わります。一方、幅約0.5 µm、厚さ約0.22 µmのような扁平なシリコン導波路では、横に振動する偏光(TE)と縦に振動する偏光(TM)で実効屈折率や損失が大きく異なり、グレーティングカプラやリング共振器の特性も偏光で変わります。そこで、偏光を2つに分けて片方を回転させる素子や、両方の偏光を扱える2次元のグレーティングカプラなどの工夫が行われます。