ネットワークの設計と運用
QoSの制御で使われる、IPヘッダのDSCPの説明として正しいものはどれか。
- Aパケットの扱いの種類(クラス)を表す6ビットの値で、途中の機器はこれを見て、音声のパケットを優先して送るキューに入れるといった扱いを決める
- Bパケットが通過してよいルータの数の上限を表す値で、ルータを通るたびに1ずつ減らされる
- Cヘッダに誤りがないかを確かめるための値で、ルータは受け取るたびに計算して照らし合わせる
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正解:A. パケットの扱いの種類(クラス)を表す6ビットの値で、途中の機器はこれを見て、音声のパケットを優先して送るキューに入れるといった扱いを決める
DSCPは、IPv4ヘッダのToSの欄(IPv6ではトラフィッククラスの欄)の上位6ビットを使う値で、パケットがどのクラスの通信かを表します。ネットワークの入口の機器が通信の種類に応じて値を付け(マーキング)、途中のルータやスイッチは、その値に応じてキューの選び方や捨てる順番を変えます。例えば、遅延とそのゆらぎに弱い音声には、優先して転送するEF(値46)がよく使われます。QoSは帯域そのものを増やすものではなく、混雑したときに、どの通信を優先し、どれを待たせたり捨てたりするかを決めるしくみです。
- A. 正しい。DSCPの値に応じて、途中の機器が優先度などの扱いを決めます。
- B. これはTTL(IPv6ではホップリミット)の説明です。
- C. これはIPv4のヘッダチェックサムの説明です。