LSI設計フロー・EDA

設計が満たすべき性質(例えば「要求が来たら3サイクル以内に応答する」)を記述しておき、シミュレーション中や形式検証で自動的にチェックさせる手法はどれか。

  1. Aステルスダイシング
  2. Bアサーションベース検証
  3. Cダミーフィル
答えと解説を見る

正解:B. アサーションベース検証

アサーションは、回路が常に満たすべき性質や、信号の時間的な関係を記述したものです。シミュレーション中に違反を自動で検出したり、形式検証で数学的に証明したりできるため、不具合を発生源の近くで早く見つけられます。SystemVerilog Assertions(SVA)などで記述します。

  • A. ステルスダイシングはウエハを切り分ける方法です。
  • B. 正しい。性質を記述して自動的に検査する手法です。
  • C. ダミーフィルはCMPのために置く無機能のパターンです。
この分野を解く 分野ページへ

LSI設計フロー・EDAのほかの問題

  1. 低消費電力設計で、電源ドメインや電源の遮断、レベルシフタなどの「電源の意図」を、回路の記述とは別にまとめて記述する標準形式はどれか。
  2. 異なるクロックで動く回路どうしの間で信号を受け渡す部分に、同期化の回路が正しく入っているかを専用のツールで確認する検証を何と呼ぶか。
  3. 設計の終盤や製造の途中で見つかった小さな修正を、設計全体をやり直さずに、既存のレイアウトを部分的に変更して反映することを何と呼ぶか。
  4. スタンダードセルの配置で、セルの間のすき間を埋めたり、ウェルの電位を固定したり、電源のノイズを抑えたりするために置く機能をもたない(または補助的な)セルの組み合わせとして正しいものはどれか。
  5. スタンダードセルの遅延や消費電力を、さまざまな入力の遷移時間・負荷容量・電圧・温度の条件で回路シミュレーションして表にまとめる作業を何と呼ぶか。