システム構成と信頼性設計
半導体工場で、多数の製造装置から高い頻度で集まるセンサのデータを使って、異常をすぐに検知したい。データをすべて遠くのクラウドに送って処理するのではなく、装置の近くに置いたコンピュータで処理するエッジコンピューティングを用いる主な利点として、適切なものはどれか。
- A装置の近くに置くコンピュータの管理が不要になる
- B通信の遅延が小さいのですぐに反応でき、ネットワークで遠くに送るデータの量も減らせる
- Cクラウドに比べて、処理能力をいくらでも増やせる
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正解:B. 通信の遅延が小さいのですぐに反応でき、ネットワークで遠くに送るデータの量も減らせる
エッジコンピューティングは、データが生まれる場所の近くでデータを処理する方式です。遠くのクラウドとの往復の通信を待たないので、異常の検知や装置の制御にすぐに反応でき、必要な結果や要約だけを送ることでネットワークの通信の量も減らせます。その代わり、各地に置くコンピュータの管理が必要になり、処理能力もクラウドほど自由には増やせないので、長期間のデータの分析などはクラウドと組み合わせて行うのが一般的です。
- A. 各地に置くコンピュータの管理は、かえって必要になります。
- B. 正しい。遅延の短縮と、送るデータの量の削減が主な利点です。
- C. 処理能力を柔軟に増やしやすいのは、むしろクラウドの側です。