パワーエレクトロニクス回路
誘導電動機が、電動機として運転している間は同期速度ちょうどで回ることができない理由として、正しいものはどれか。
- A回転子に永久磁石が埋め込まれていて、その磁力が回転磁界を引き戻すので、回転子は回転磁界から常に一定の角度だけ遅れるため
- B同期速度で回ると、固定子の電流が0になって電源から切り離されるため
- C同期速度では回転子の導体が回転磁界を切らず、誘導電流が流れないのでトルクが生じないため
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正解:C. 同期速度では回転子の導体が回転磁界を切らず、誘導電流が流れないのでトルクが生じないため
誘導電動機の回転子の導体には、回転磁界との相対的な速さに応じて起電力が誘導され、電流が流れます。この電流と磁界の間に働く力が、トルクになります。回転子が同期速度で回ると、相対的な速さが0になって誘導電流もトルクも生じないので、負荷や摩擦に打ち勝てずに速さが下がります。そのため、誘導電動機は、必要なトルクに見合っただけ同期速度より遅い速さ(すべり)で回ります。
- A. 一般的なかご形の誘導電動機の回転子に、永久磁石はありません。永久磁石を使うのは同期電動機です。
- B. 固定子には励磁の電流が流れ続けます。同期速度でも、電源から切り離されるわけではありません。
- C. 正しい。すべりがあることで、回転子に電流が誘導されてトルクが生じます。