パワーエレクトロニクス回路
フライバックコンバータの動作の説明として、正しいものはどれか。
- Aスイッチがオンの間に変圧器を通して入力から出力へ直接エネルギーを送り、オフの間は二次側のダイオードが逆バイアスになって何もしない
- Bスイッチがオンの間に変圧器(結合したインダクタ)にエネルギーをため、オフの間に二次側のダイオードを通して出力へ放出する
- Cスイッチを使わず、商用の周波数の変圧器とダイオードだけで電圧を変換する
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正解:B. スイッチがオンの間に変圧器(結合したインダクタ)にエネルギーをため、オフの間に二次側のダイオードを通して出力へ放出する
フライバックコンバータの変圧器は、一次と二次の巻線が結合したインダクタとして働きます。スイッチがオンの間は二次側のダイオードが逆バイアスになり、一次巻線の電流が増えて磁気のエネルギーがたまります。スイッチがオフになると巻線の電圧が反転してダイオードが導通し、たまったエネルギーが出力へ放出されます。部品が少なく、100 W程度までの小型の電源(ACアダプタなど)に広く使われますが、変圧器の漏れインダクタンスによるサージをスナバ回路で抑える必要があります。
- A. オンの間にエネルギーを出力へ直接送るのは、フォワードコンバータの動作です。
- B. 正しい。昇降圧チョッパと同じように、エネルギーをためてから放出します。
- C. フライバックコンバータは、高い周波数でスイッチする方式です。