ロジックロッキングとは

ろじっくろっきんぐ

回路に、鍵の値によって働きが変わるゲートを加え、正しい鍵を製造の後に書き込むまで、チップが正しく動かないようにする技術。製造を請け負う工場による設計の盗用や、余分に作ったチップの横流しを防ぐことをねらう。動くチップを入手した攻撃者が入力と出力を照らし合わせ、SATソルバで鍵を絞り込む攻撃が示されており、それに耐える方式の研究が続いている。

「ロジックロッキング」は、1分野の1問の練習問題に出てきます(ハードウェアセキュリティの最新動向など)。

この用語の分野: ハードウェアセキュリティの最新動向

ロジックロッキングの練習問題に挑戦

半導体の設計を守る技術と、主に想定している信頼できない相手の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A分割製造は完成したチップを買った利用者、ICカモフラージュは製造を請け負う工場、ロジックロッキングは設計のツールの開発元
  2. B分割製造は製造を請け負う工場、ICカモフラージュはチップの画像から回路を読み取る者、ロジックロッキングは工場や鍵のないチップを手にした者
  3. C分割製造、ICカモフラージュ、ロジックロッキングは、いずれも機器に入り込むソフトウェアのウイルスだけを相手にしている
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正解:B. 分割製造は製造を請け負う工場、ICカモフラージュはチップの画像から回路を読み取る者、ロジックロッキングは工場や鍵のないチップを手にした者

分割製造では、トランジスタと下の配線の層(FEOL)を外部の最先端の工場で作り、上の配線の層を信頼できる工場で作るので、外部の工場には回路のつながりの全体が分かりません。ICカモフラージュは、見た目が同じで機能の違うセルや、つながっているように見えるだけの偽の接点を使って、チップを削って撮った画像から回路を読み取る逆解析を難しくしますが、設計のデータを持つ工場には効きません。ロジックロッキングは、鍵で働きが変わるゲートを回路に入れ、正しい鍵を製造の後に書き込むまで正しく動かないようにして、工場による設計の盗用や余分な製造を防ぐ狙いがあります。動くチップを手に入れた攻撃者が、入力と出力を照らし合わせてSATソルバで鍵を絞り込む攻撃が2015年に示されてからは、それに耐える方式の研究が続いています。

解説の中の「ロジックロッキング」

「ロジックロッキング」が出てくる問題(1問)

  1. 半導体の設計を守る技術と、主に想定している信頼できない相手の組み合わせとして、正しいものはどれか。

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