フロー制御とは

ふろーせいぎょ

受信側があふれないように、送信側が送る量や速さを調整するしくみ。TCPでは、受信側が空いているバッファの大きさ(受信ウィンドウ)を伝え、送信側はそれを超えて送らない。UARTのRTS/CTS、イーサネットのPAUSEフレーム、PCI Expressのクレジット方式なども、フロー制御の一種。ネットワーク全体の混み具合に合わせる輻輳制御とは別のもの。

「フロー制御」は、1分野の1問の練習問題に出てきます(ネットワークの基礎など)。

この用語の分野: ネットワークの基礎

フロー制御の練習問題に挑戦

TCPのフロー制御で、受信側がウィンドウサイズ(受信ウィンドウ)を送信側に通知する目的として正しいものはどれか。

  1. Aネットワークの混雑を検出して、経路上のルータに転送の速さを下げさせる
  2. B1つのセグメントで送るデータの最大の長さを決め、IPでの分割を避ける
  3. C受信側のバッファがあふれないよう、確認応答(ACK)を待たずに送ってよいデータの量を送信側に伝える
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正解:C. 受信側のバッファがあふれないよう、確認応答(ACK)を待たずに送ってよいデータの量を送信側に伝える

TCPの送信側は、確認応答(ACK)を待たずに複数のセグメントをまとめて送れます。しかし、受信側のアプリケーションがデータを読むのが遅いと、受信バッファがあふれてしまいます。そこで受信側は、ACKを返すたびにバッファの空きをウィンドウサイズとして知らせ、送信側は、まだ確認されていないデータがこの量を超えないように送ります。空きが0になると、送信側は空くまで待ちます。これがフロー制御で、送信側と受信側の2者の間の調整です。ネットワークの混雑に合わせて送る量を変えるのは別のしくみの輻輳制御で、1つのセグメントの最大の長さは、接続時にMSSとして伝えます。

解説の中の「フロー制御」

「フロー制御」が出てくる問題(1問)

  1. TCPのフロー制御で、受信側がウィンドウサイズ(受信ウィンドウ)を送信側に通知する目的として正しいものはどれか。

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