サービスマネジメントとシステム監査
システム監査人が、汎用の監査ソフトウェアを使って、販売システムの1年分の取引データ(数百万件)から、請求書の番号の重複や、承認の上限額を超える取引を抽出した。このようなコンピュータ支援監査技法(CAAT)の利点として、適切なものはどれか。
- Aプログラムの内部の論理を調べなくても、プログラムの誤りがないことを証明できる
- B抽出された取引は不正であると断定できるので、追加の確認は必要ない
- C一部を抜き出して調べる試査では見落としやすい例外的な取引を、全件を対象にして効率よく抽出できる
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正解:C. 一部を抜き出して調べる試査では見落としやすい例外的な取引を、全件を対象にして効率よく抽出できる
CAATは、コンピュータを使って監査の手続を行う技法の総称で、汎用の監査ソフトウェアによるデータの抽出・分析も含まれます。大量のデータでも全件を対象に条件に合うものを抽出できるので、一部を抜き出して調べる試査では見落としやすい例外的な取引を見つけやすくなります。ただし、抽出されたものは調べるべき候補であり、不正や誤りかどうかは、元の証憑の確認や聞き取りなどで確かめる必要があります。
- A. データの分析で分かるのは、そのデータの中の状況です。プログラムに誤りがないことの証明にはなりません。
- B. 抽出された取引は調べるべき候補で、不正かどうかは追加の確認で判断します。
- C. 正しい。全件を対象に、例外的な取引を効率よく抽出できます。