電力管理(ソフトウェア制御)

省電力の設計の評価で使われる「エネルギー遅延積(EDP)」が、エネルギーだけの指標より好まれることがある理由として正しいものはどれか。

  1. Aエネルギーだけだと、極端に遅くして省エネルギーにした設計が良く見えてしまうので、速さとの両立を評価するため
  2. BEDPはエネルギーより計算が簡単だから
  3. CEDPを使うと、電力が必ず0になるから
答えと解説を見る

正解:A. エネルギーだけだと、極端に遅くして省エネルギーにした設計が良く見えてしまうので、速さとの両立を評価するため

電圧と周波数を大きく下げれば1回の計算のエネルギーは小さくなりますが、処理に非常に長い時間がかかり、実用になりません。エネルギー遅延積は、1回の処理のエネルギーとかかる時間を掛けた値で、エネルギーを減らしても時間が大きく延びれば評価が良くならないので、性能と省エネルギーの両立を比べられます。速さをさらに重視するときは、時間の2乗を掛けた指標も使います。

  • A. 正しい。エネルギーと時間の両方が小さいほど良い指標です。
  • B. 掛け算が1つ増えるだけで、簡単になるわけではありません。
  • C. 指標を変えても電力は変わりません。
この分野を解く 分野ページへ

電力管理(ソフトウェア制御)のほかの問題

  1. 入力1.8 Vから出力1.0 Vを作るリニアレギュレータ(LDO)の効率に最も近いものはどれか(レギュレータ自身の消費電流は無視する)。
  2. 容量3000 mAhの電池で、平均300 mAの電流を使う機器を動かすと、およそ何時間動くか(電池の電圧の低下などは無視する)。
  3. 電力とエネルギーの違いとして正しいものはどれか。
  4. プロセッサのエネルギーの効率を比べる指標として最も適切なものはどれか。
  5. 現在のチップで、データの移動と計算のエネルギーを比べた説明として一般的に正しいものはどれか。