シリコンフォトニクス

データセンター向けの光トランシーバのCWDM(粗い波長多重)では、例えば1271、1291、1311、1331 nmのように20 nm間隔で波長を並べる。間隔を広くとる主な理由はどれか。

  1. A波長の間隔を広くするほどファイバの損失や分散が小さくなり、増幅器なしで光がより遠くまで届くから
  2. Bレーザーの温度を一定に保つ制御をしなくても、温度による波長のずれが隣の波長に重なりにくいから
  3. C20 nmより狭い間隔の合波器や分波器は、原理的につくることができないから
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正解:B. レーザーの温度を一定に保つ制御をしなくても、温度による波長のずれが隣の波長に重なりにくいから

半導体レーザーの発振波長は温度で変わり、DFBレーザーでは1 ℃あたり約0.1 nmずれます。温度が数十 ℃変わると数 nmずれるため、間隔が狭いと隣の波長と重なってしまいます。CWDMでは20 nmと広い間隔をとることで、ペルチェ素子などによる温度制御なしでレーザーを使え、低コストで消費電力も小さくなります。一方、長距離の通信で使うDWDMは0.8 nm(100 GHz)などの狭い間隔で多数の波長を並べるため、温度制御が欠かせません。間隔を広げてもファイバの損失は小さくなりません。

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