ネットワークの設計と運用
2台のルータR1(192.168.1.2)とR2(192.168.1.3)でVRRPを構成し、仮想IPアドレスを 192.168.1.254 とした。ふだんはR1がマスタとして転送している。LANの端末のデフォルトゲートウェイに設定するアドレスとして適切なものはどれか。
- A192.168.1.2(R1のアドレス)
- B192.168.1.3(R2のアドレス)
- C192.168.1.254(仮想IPアドレス)
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正解:C. 192.168.1.254(仮想IPアドレス)
VRRPは、複数のルータで1つの仮想ルータを作り、仮想IPアドレスと仮想MACアドレスを共有させるプロトコルです。ふだんはマスタのルータが仮想アドレス宛てのパケットを転送し、マスタが止まるとバックアップのルータがマスタになって転送を引き継ぎます。端末は仮想IPアドレスをデフォルトゲートウェイにしておけば、どちらのルータが動いていても設定を変える必要がありません。このようにデフォルトゲートウェイを冗長化するしくみをFHRPと総称し、VRRPのほかにHSRPなどがあります。
- A. R1が止まると、このアドレスを設定した端末は外部と通信できなくなります。
- B. R2が止まると通信できなくなるので、冗長化の効果がありません。
- C. 正しい。仮想IPアドレスなら、どちらのルータが転送していても使えます。